美しい千代紙に包まれた「黒文字」 以前ご紹介させていただいた勝浦市にお住まいのY様が、「義援金入れ」の近くに置き、ご協力くださった方に是非差し上げてくださいと寄付してくださいました。黒文字の楊枝は、もちろんのこと、千代紙で作った包みも、Y様の手作りです。100本いただきました。震災後、何か出来ることをと、「僕は、100本の黒文字を作るね。それを、いらしたお客様に差し上げたらどうだろう」とおっしゃってくださって、何回かに分けて、持ってきてくださっておりましたが、先日、あと10本で100本だから、中屋に泊まって仕上げるよとお泊りいただき、翌朝、「約束のこれで100本ね」とお渡しくださいました。
お客様に、「この黒文字は、おなじみ様の手作りで、・・・・・・」とご説明させていただくたびに、こころが温かくなります。そして、そのようなお客様が、いてくださることを、誇らしく感じながら、お話させていただいております。
黒文字は、芳しく(かぐわしく)高貴な香りが、いたします。 Y様のあたたかい気持ちが、さらに、芳しく感じさせてくれるのかもしれません。
本当にありがとうございました。
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