新米のおいしい季節となりました。宿 中屋では、先代から、地元の長狭米をご提供させていただいております。お客様から、ご飯がおいしいねとおっしゃっていただけると、とても嬉しく、誇らしげに「地元の長狭米でございます。」と申しておりました。
長狭米の歴史では、明治天皇の即位後最初の新嘗祭である大嘗祭に斎田として選ばれ お米を献上したとのこと、また、平成2年に「日本の米つくり百選」に選ばれています。
長狭米の産地である長狭平野の土壌を育み、続ける嶺岡山系。江戸時代は、幕府直轄の軍馬養成場、明治以降は、搾乳牛を育成する酪農場であった。動物たちの肥やしの養分を山から里へ天水として運ぶ。また。もともと嶺岡山系には米作りに適したマグネシウムを多く含む鉱物,蛇紋岩が自然含有していることも、長狭平野が理想的な有機肥料が脈々と運ばれて続けていて、良い土壌であることが、うかがえます。
KamoZine秋号(かもナビ実行委員会発行)より抜粋
宿 中屋では、新米の時期 2Kのお米も販売いたしております。お土産に買っていただく方もいらっしゃいます。
食欲の秋到来 鴨川の秋を是非、ご堪能下さいませ。
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