本日ご宿泊のM様、記念日プランをお選びいただきましたが、その中で、「結婚することは決まっているのですが、改めてプロポーズしたいと思っています。ケーキには、【結婚しよう】と書いていただけると嬉しいです。婚約指輪は、作成中で間に合わないので、何か変わりに別のものを当日サプライズで渡したいと思います。今まで、様々な記念日を見届けてきた貴社のお知恵を拝借できれば幸いです。」
ご予約の際、このようなメッセージがありました。年頃のみちゃきが、「女将さん、すごいご予約いただきました!」と。「まあ、なんて素敵な事。なにかないかしら?。音楽の夕べのときに、彼女の好きな歌を入れてもらう。ウエディングソングを歌う。などなど・・・。」話し合い、メールで、ミサキさんが、「お好きな歌を、予めリクエストすることも出来ます。」と打ったところ、音楽の夕べには、時間的に無理とのことで、お部屋にて、彼女の好きな曲を流そうということになったようでございます。ミサキさんと五十嵐君の中屋の「年子コンビ」が、TUTAYAで嵐の曲を借りてきたり、お庭の花を飾ったり、ケーキを出すタイミングや、音楽のタイミングなど、気をかけていました。若いスタッフだけではなく、他の皆も、さりげなく、気にかけていて、心から、すてきな記念日にしたいという気持ちでした。調理長も、今、お庭のバラのアーチにクリスマスイルミネーションを飾っておりますが、この照明を、お部屋に入れたらと冗談かな、本気かな?と思える発言も。彼女の好きな曲は、見つからず、チェックインのとき、そっとナイトフロントに手渡してもらい、貸切露天風呂に入っている間に、お部屋に、「結婚しよう」入りのケーキと、音楽を流すという設定も、皆の連携プレーがスムーズに行なわれました。そして、お仕事の都合で遅くなったチェックインも、ご夕食をお出ししているベテランのフミエさんにより、心和ませながら、召上っていただき・・・。普通は、お断りするお時間なのですが、「プロポーズ」ということで、スタッフ一同、様々な係が、自然と動いて、いつのまにか形になっている。このことも、私のとっては、嬉しいことです。
ちょっと華やいだ気持ちにさせられたハラハラどきどきワクワクの一日でした。
お帰りの際、「大成功でした。本当にありがとうございました。」とお二人の幸せそうな笑顔を拝見し、私どもまで、癒されました。最後にお見送りの際、黒子に徹底したみちゃきさんと挨拶を交わし・・・。
お車の中から、手を振っていただいて。このようなときは、仕事冥利につきます。まさしく「お客様から、元気をいただいております」
いつまでもお幸せに・・・・。またのお越しをお待ち申しております。
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