4月24日、立教大学観光学部にゲストスピーカーとして、お招きを受け伺わせていただきました。ありがたいことに、今回で4回目、「お客様と歩み続ける宿 中屋 おもてなしの宿を目指して」という題名で、お話させていただきました。こうして、自分の母校で、学生の皆様に、聴いていただけるなんて、なんと光栄なことでしょうか。毎年のことながら、若い皆様にお目にかかれることが、嬉しくいつも楽しみにさせていただいております。4年前、震災があり、お客様が、少ないときにこそとリニューアル工事に踏み切った社長の英断、昨年の食事処 稟 サンセットラウンジのオープンなど、この3年間で、中屋も様々なことがありました。10数年前のことを考えると本当に『奇跡』の連続です、今こうして母校で学生さんの前で、お話しさせていただく自分など、想像もできませんでした。
宿 中屋のコンセプトは、『その日もっと語らい・・・・浜辺の物語』でございます。お客様が、宿 中屋で紡ぐ一つ一つの物語。その物語のお手伝いをしたい。そして、大切な時間を思い出として、記憶に残していただきたいのでございます。思い起こせば、たくさんの物語がありました。その物語を黒子となって楽しい思い出にしていただきたいと願うスタッフたち、それは、まさしく宿 中屋の宝でございます。お客様と中屋との物語もたくさんあります。家族のような温かい気持ちで励まして下さったり、時には叱ってくださったり、そのような「一期一会」が旅館や私たちを育ててくださいました。本当にありがたいことでございます。
お話させていただき、いかに宿 中屋、そして自分自身が恵まれているかを実感いたしました。旅館業のやりがいや楽しさを少しでも理解していただきたいとお話しさせていただきましたが、緊張しすぎて、お伝えできなかったのではないかと心配しておりましたが、講義後のレポートを拝見し、皆様が、真剣に聴いてくださったことが、拝察でき、本当に嬉しゅうございました。身に余るお言葉をいただき、いつものことながら、私の宝物になりました。観光学部橋本俊哉教授の日頃のご指導の賜物と感激いたしました。本当にありがとうございます。
このような機会を与えてくださったことに、心から感謝申し上げます。
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