早いもので、今年も螢の夕べの季節となりました。今年で、3回目となります。早い時期は、大きめな源氏螢。よく飛び、螢の館から、逃げ出そうとして、毎年螢係りは、お客様のご案内とともに、螢の捕獲にも必死で動いております。完全に館から、逃げ出し大きな空に飛んで行ってしまう螢もいて・・・・。
今年の螢のご案内掛は、今年高校を卒業したばかりの新人の志帆さんです。蛍の館には、水苔がたくさん置いてあります。その水苔にたっぷり水を含ませるのも、志帆さんのお仕事です。乾燥しないように、気をつけること。それは、成虫になった蛍は、お水しか飲まないからです。そして、夜のご案内は、まず外灯を消して、懐中電灯を持参し、足元を照らしながら、ご案内をさせていただきます。まだ恥ずかしがり屋の志帆さんですが、暗闇の中、お客様が転んではいけないと、いつもより大きい声で、『お足もとにお気を付け下さいませ』とお話ししている姿を見るのも、なんとも嬉しいことです。お客様が、『20年ぶりに見たよ』と喜んでくださいましたという報告も、有難いですね。
是非、皆様も、お越し下さいますこと、心からお待ち申しております。
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