深まりゆく秋を、愛でていただきたく旬彩をご紹介いたします。

鮟肝大根

 旬を迎える鮟鱇 海のフォアグラといわれている鮟鱇を、橙ジュレで召し上がっていただきます。

 紅葉に仕立てた大根、人参も出汁汁で優しく炊き、もって菊(菊を食べるなんてもってのほかから命名)で名残りを添えています。

 

鴨川蓮根胡麻和え

  地産の鴨川蓮根は、「レンコンの女王様」と呼ばれるほど真っ白で糖度が高く梨のような甘みが特徴です。蟹と菊菜の菊花和えに、いくら 刻み山葵が胡麻で和えた蓮根の甘味を引き立てております。

絹担ぎの田楽

    絹担ぎとは里芋の一部に皮のついた様子が 平安時代の女性の衣装『衣被ぎ』を連想させることで命名されたとか。

    零余子(むかご)は軽く油で揚げ 銀杏と松葉串にさし、帆立貝に唐墨をのせて焼き 深まりゆく秋の風情を表現しております。

 日本料理の真髄でもあります「名残 旬 走り」をこの小さな旬彩の小皿に、調理長はじめ調理部が精一杯表現し、皆様に、季節を感じていただけたらと心をこめてご用意申し上げております。お食事処にも ご説明書きを 置かせていただきました。是非ご一読いただき ご賞味いただけたら 有難く存じております。

皆様のお越しを心からお待ち申しております。

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