天津小湊の山々は、「マテバシイ」の木々が多く植林されています。ブロッコリーのように見えるこの木、燃料に良いと植林されていたようですが、石油や石炭などの燃料が流通されたまま 伐採されることなく こんもりと生い茂っておりました。毎年この時期に穂状の花が咲き 山々を美しい黄緑色になるのですが、それが、3年前 枯れた木がどんどん増え 萌黄色の山々と言えなくてなってしまい、とても淋しく思っておりましたところ、今年、何と 萌黄色が復活いたしました。
マテバシイは(馬手葉椎)(馬刀葉椎)(待椎)とも書き 長い葉をマテ貝に例えた説と「待てば椎」とする説があるようでございます。
3年前の初夏 枯れた山々を残念な思いで眺めておりましたら その年の9月に南房総の大型台風があり 翌年には、予想だにしなかったコロナ事情が、あり・・・・。
しかし、今年は、何と萌黄色の山々に・・・。嬉しい思いで、毎日山々を眺めております。この時期にしかご覧になれない萌黄色の山々 是非 皆様にご覧いただきたく存じます。