「恋人(こいと)のカラー」、ご存知ですか?

宿中屋 パンフレット画像 517

君津市小糸のカラーをおなじみの渡邉様から、沢山いただきました。渡邉様は、長いおなじみ様で、いつも優しく接してくださる方で、とてもすてきなご夫妻でいらっしゃいましたが、年に何回もお越しいただく方が、昨年は、お越しになれず、心配いたしておりましたが、今年に1月にご主人がお亡くなりになられたとのこと、「少し落ち着いたので」とのことで、ご家族でいらしてくださいました。ご主人の遺影を持ってこられ、いつも静かな微笑みをたたえていらしたご主人を思い出させていただきました。「主人は、中屋さんが好きでした」ともおっしゃってくださいました。そして、このような素敵な言葉も、教えてくださいました。「主人といつも一緒にいるような気がするの・・。不思議ね」。千の風になっての詩を思い出しました。すてきなご夫妻だなと感動いたしました。前置きが長くなりましたが、その渡邉様が、わざわざ、この小糸のカラーを、沢山お持ちくださったのです。「感謝の気持ちです」と。こちらが、感謝することばかりなのに、そのようなお言葉をいただき、旅館冥利に尽きます。

君津市の小糸地区は、湧き水が豊富なため、カラー出荷量は日本有数だとか。小糸のカラーを、「恋人(こいと)のカラー」とロマンチックに読ませ、ホワイトディのお返しに使われたり、もちろん結婚式にも、定番のお花ですよね。このカラーも「ウエディングマーチ」という名前がつけられていました。

母の日が終わり、次は、父の日。何のお花を飾ろうかと思っていた矢先のこのサプライズプレゼント。初夏にぴったりの清清しいお花を、いつものお花担当の育代さんが、美しく活けてくださいました。

お2人の優しい笑顔を、感じながら、「恋人のカラー」を眺めています。

宿中屋 パンフレット画像 518

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