?恩師の小野千代先生に、ご自分でまとめられた「民話あまつこみなと」をいただきました。先生は、鴨川市内の保育所や老人会で出前語り部として天津小湊の昔話を伝えていらっしゃいました。「昔は、ラジオもテレビもなし。絵本も童話の本もめったに手に入らない。そんな時代に育った私は、祖母や母、また近所の物識りおばあさんなどが語ってくれる話をいつも楽しみにしていました。」小野先生が こどもの頃、目を輝かせながら聞いた『むかーし むかーし』で始まる不思議な話面白い話が、しるしてあります。
?その中で「孫釣大明神」のお話があります。マグロが釣れるような釣り針を考え出した齊藤定七翁のことですが、漁業に大変貢献したということで天津神明神社の境内に 孫釣大明神として祀られています。(下に写真)
マグロを釣るには 生きたイワシがえさになりますが マグロを釣るには大きな釣り針でなければならないのに、小さなイワシをつけるとすぐ弱ってしまう。そこで、大きな釣り針に小さな針をつけ生きてるイワシをつけてみたらイワシが水の中でしばらく動いた。「大っきい針を親針 ちちゃっけ針を孫針?って言うべかな」そう言ってつくり、他の漁師にも作り方を惜しみなく教え おかげで天津港と浜荻港の水揚げは、相当なものだったそうです。『イワシは片貝 サンマは平舘 天津マグロで意気上がる』とまで 言われておりました。すばらしい方だったのですね。
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?むかーし むかーしのお話 まだまだたくさんございます。
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