3月になりまして 宿 中屋の旬彩が変わりました。旬彩は、まずお客様が 最初に召し上がっていただく一品でございますので、調理長の心意気を感じ取っていただくときでもございます。
蛍烏賊(ほたるいか)と山独活(やまうど)と分葱(わけぎ)の酢味噌和えでございます。日本料理の真髄 「走り」を感じ取っていただけるかと存じます。
海老の湯葉巻き〈東寺巻き) 海老を湯葉で丁寧に巻き、筍と桜の花とともに 桜の葉で包み お口いっぱいに桜の香りがいたします。「旬」を感じる一品でございます。
蓬豆腐(よもぎどうふ)焼穴子 花弁 山葵 美味汁 蓬の香りは春そのもの 焼き穴子のこくがアクセントとなり・・。穴子は、冬の「名残り」 桜の花びらは、じゃがいもで作られています。春そのものを表現しています。
和食の真髄でもある「走り 旬 名残り」を、旬彩で皆様に味わっていただきたく存じます。味のバランス 器と食材の色彩等にも気を配り 皆様にお楽しみいただけることを日々精進いたしております。
皆様のお越しを心からお待ち申しております。
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