あした浜辺をさまよえば 昔のことぞしのばるる・・・・♪♪♪
皆様それぞれ 童謡には、さまざまな思い出があるかと存じます。私の思い出話をさせていただきますと・・・・・。
講談社から、20年前に発行された 『日本のうた ふるさとのうた100曲』という本に、自身の思い出を投稿した文章が、紹介されております。
『旅館を営む忙しい母が歌ってくれた』
わたしの家は代々旅館を営んでおります。母は、毎日忙しく旅館を切り盛りしておりました。きょうは母といっしょに食事が出来そうだと思っていると、「おかみさん」と母を呼ぶ声。同じ屋根の下に住みながら、母がずいぶん遠くにいるように感じたこともありました。でもときには、わたしたちこどもを連れて近くの海に行き、浜辺を歩きながらこの歌をうたってくれました。あの浜辺でのひとときは、私にはもちろん楽しい時間でしたが、母にとっても毎日の煩雑さから開放される、心やすらぐときだったのではないでしょうか。母と同じ道を歩んでいるいま、そんな気がします。
講談社『日本のうた ふるさとのうた100曲』99ページより
宿 中屋で、行われる音楽の夕べには、童謡を、必ず入れております。幼い頃の思い出で、涙される方もいらっしゃいます。
私の思い出話をお読みくださいまして、ありがとうございました。
本日も音楽の夕べがございます。皆様にお喜びいただけたら 嬉しく存じます。
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