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二十年来のおなじみの「千畳会(せんじょうかい)」の皆様です。千畳会と描かれた半纏が、素敵ですよね。毎年この時期にお越し下さいます。畳職人さんの集まりで、ご宴会のとき、必ず千畳会の半纏をこのようにお召しになっています。私どもの方こそ、この半纏姿の千畳会様をお迎えして、「師走」を感じます。本当に有り難いことでございます。有り難いといえば、
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フロントで、静かに時を刻んでいるこの畳の時計は、千畳会の豊田様にいただいたものでございます。他のお客様からも、大変評判良く、「まあ、畳だわ。素敵ねえ。」とお褒めのお言葉をよく頂戴いたします。敷いてある丸い畳の敷物も、豊田様の作で、畳を丸くする腕前は、相当熟練を要すると言われているそうです。
また、ロビーにある大きな甕の下にある畳の敷物も作ってくださいました。
中屋のロビーに入ると、いつも「中屋の女将の顔を見ないと年が明けないよ」と他のお客様に聴こえるように大きな声で、嬉しいことをおっしゃって下さいます。有り難いことに、宿 中屋のおなじみ様は、さらに、おなじみが増えるようにしてくださいます。温泉に入りながら、友の会「花縁日」の勧誘をしてくださったり、「どちらからいらしたのですか?私はね。ここが好きでね、・・・」とお話くださったり、しみじみ考えると、お客様のお人柄のよさに、どれだけ助けられていることか・・・・。
まさしく、お客様から、たくさんの元気をいただいている 宿 中屋です。
そのお気持ちに甘えることなく、日々頑張ります。
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