本日は「天津小湊の春を告げる」ひじき狩りでございました。

湯処だよりも、大変ご無沙汰いたしました。「鬼は外」の節分から、あっという間に、本日は、3月5日。 天津小湊の春を告げる「ひじき狩り」が行なわれました。

hizkigari03053月初旬の大潮の日、このように、潮が引くと一面の褐色のひじきを収穫します。地元の皆さん、また、中学生も手伝い、一年分のひじきをこの時期、収穫いたします。その後 大釜で蒸すこと6時間。釜上げ作業後、乾燥させ、「ひじき」として販売されます。天津小湊のひじきは、肉厚でやわらかく、高品質といわれ、ブランド品になりつつあります。

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採れたてのひじきです。潮の香りたっぷりです。ご覧いただけますでしょうか。このように肉厚です.自然界の恵みを受けて、この身に、たっぷりの栄養とおいしさが、含まれています。ひじきが、このような褐色だったこともご存知ない方も多いのではないでしょうか。

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鎌で、ひじきをとっているところを写真に撮らせていただきました。今回の写真は、すべて、我らが「五十嵐君」が撮りました。宿 中屋のスタッフの一人が、このひじき狩りに参加していて、大きな声で、「いがあらしくん。何してるの」と呼びましたら100人ぐらいの人が振り向き、五十嵐君を見て・・・・。「なんだ。ジャニーズの嵐が来たのかと思ったよ」  「すみません。嵐じゃなくて・・・・」などの触れ合いもあり・・・。背負い(しょい)かごに入れると、水分を含んで重たくなるようです。さまざまなご苦労の中、今年も、ひじき狩りが行なわれました。斎武商店の奥さんに伺ったら、「鮮度が、命。この時期は、いっときも気が抜けませんね。2年前から、不作続きだったので、今年に期待したいですね。」とおっしゃっていました。天津小湊の春を告げる「ひじき狩り」・・・・。この時期の風物詩でございます。

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コメント

コメント一覧 (2件)

  • メールありがとうございました。おかげ様で、津波はなく、地震の影響も、まったくございませんでした。ご心配おかけいたしました。皆様お変わりなくお過ごしでいらっしゃいますか? また、お目にかかれますことを楽しみにいたしております。  女将

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